大事な家族の一員ペットが天国へ旅立ったら火葬後の遺骨はどうする？
大事な家族の一員であるペットとのお別れは辛く悲しいものです。
しかし、いつかはその日がきてしまいます。
いざ、お別れの日がくると「天国へ旅立った後のペットの遺骨をどうすれば良いのか迷っている」という人もいるのではないでしょうか？
一昔前まではなんとなく火葬を行い、納骨や埋葬を行う人が多くいましたが、最近ではペットというよりも「大事な家族」と考えている人が増加し、多様な供養の選択を行えるようになっています。
今回は「大事な家族の一員であるペットが天国へ旅立ったら火葬後の遺骨をどうする？」というお悩みにお答えします。
ペットが天国へ旅立ったら火葬後の遺骨はどうする？
ペットが亡くなるとペット葬儀社やペット霊園に連絡をして火葬してもらうことができます。
最近ではペット葬儀社やペット霊園が増えてきており、ペットの火葬を行う人が増えています。
火葬された後は遺骨を持ち帰る人が多いそうです。
その一方で持ち帰った遺骨をどうすれば良いのか悩んでいる人が増えています。
さて、遺骨はどうすれば良いのでしょうか？
持ち帰った遺骨を供養する方法は大きく分けて3つあります。
- ペット霊園に埋葬・納骨する
- 海などに散骨する
- 遺骨アクセサリーなどを作成し手元供養する
それではもう少し詳しく遺骨の供養方法についてご紹介します。
1.ペット霊園に埋葬・納骨する
火葬した後、ペット霊園に埋葬・納骨することで供養する方法です。
納骨する時期は
- 火葬後すぐ
- 四十九日
- 百か日
- 一周忌
など、自分の価値観に合ったタイミングで納骨することができます。
納骨するタイミングは人それぞれなので、ぜひ霊園に相談してみてください。
2.海などに散骨する
火葬した後の遺骨を粉骨して粉状になったものを海などに散骨することで供養する方法です。
ペットとの思い出の場所や海や山などに散骨します。
また最近では「樹木葬」を選ぶ人も増えています。
樹木葬とは粉骨や遺灰と一緒に樹木を植える供養の方法です。
樹木が墓標のような役割もしてくれるので、お参りをしたい人にもぴったりな方法です。
3.遺骨アクセサリーなどを作成し手元供養する
遺骨アクセサリーなどを作成することで遺骨を手元に残し、手元で供養する方法です。
一言に遺骨アクセサリーといっても、様々な加工方法があるので、日常的に身に着けやすいデザインのものを選ぶことができます。
例えば、ダイヤモンドなどの宝石や金属に加工する方法であれば耐水性にも優れており、いつも身に着けることが可能です。
火葬後の遺骨をどうするかはあなたに合った方法を
このように火葬後の遺骨をどうするかは多様な選択肢があります。
いざ、ペットの死と向き合うことになると「どの方法が良いのだろう？」と悩んでしまう人もいるでしょう。
そこで価値観別におすすめの遺骨の供養方法をご紹介します。
お守りのようにいつも身に着けたい人は遺骨アクセサリー
お守りのようにいつも身に着けたい人におすすめなのが遺骨アクセサリーです。
遺骨アクセサリーは遺骨を加工してアクセサリーにする供養の方法で、毎日身に着けることができます。
デザイン性にも優れており、自分の好みに合ったものを選ぶことができるのでオンオフ問わず使いやすいです。
また、ネックレス・指輪以外にも、キーホルダーにすることもできるので普段アクセサリーを身に着けない人にもおすすめです。
自宅でいつも一緒にいたい人は樹木葬
一緒に暮らしていた頃のように自宅でいつも一緒にいたい人におすすめなのが樹木葬です。
自宅の庭に樹木と一緒に粉骨や遺灰を埋めることで、
樹木の成長を見守りながら愛するペットとも一緒にすごしているような気持ちになれるでしょう。
樹木の種類も選ぶことができるので、庭の雰囲気も壊しません。
樹木の成長という新しい楽しみもできます。
お墓参りがしたい人はペット霊園に埋葬・納骨
お墓参りがしたいと感じている人におすすめなのがペット霊園に埋葬・納骨することです。
お墓には共同供養墓と個別墓があるので価値観やライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
ちなみに、共同供養墓とは他のペットと一緒に1つのお墓に入り、個別墓は個別でお墓に入ります。
まとめ
遺骨をどうするかの選択は様々なものがあります。
大事な家族の一員だからこそ、ペットが天国へ旅立った後の遺骨をどうするのか悩みますよね。
遺骨はすぐに納骨しなければいけないというわけではないので、ぜひゆっくりとあなたに合う遺骨の供養方法を考え、どうするか決めてくださいね。
