犬や猫など大切なペットが亡くなった後、指輪やネックレスに遺骨を入れてアクセサリーを作る方が増えています。

ペットは家族であり、亡くなった後もずっと一緒にいたい、そばで感じていたいという想いから、普段身に付けられるジュエリーに遺骨を納め、いつまでも身近に感じることができるからです。

そこで今回の記事では、さまざまなメモリアルジュエリーの中でも人気の高い「指輪（遺骨リング）」のデザインや素材の選び方について解説してまいります。

 

ペットの遺骨リングとは

ペットの遺骨をどのような形で供養するか、ペット供養の方法には地域の風習や宗教等によっても異なりますが、最近は遺骨を自宅に保管して供養する「手元供養」という方法が注目されています。

愛するペットを亡くした時、なかなか気持ちの整理がつかず少しでもそばに置いておきたい、完全に離れるのは耐えられない、そんな想いに寄り添う供養の方法です。

手元供養にもいくつかの方法がありますが、その中の一つとして遺骨を指輪に納めた「遺骨リング」があるのです。

指輪にして身につけることでペットロスによる寂しさが軽減され、形見としていつも見守ってくれているような安心できる気持ちになるでしょう。

なお、メモリアルジュエリーは他にもペンダント（ネックレス）やチャーム等もあり、アクセサリーの他にもお位牌や骨壷・ミニ骨壷、ペット用の仏具等さまざまなグッズもございます。

ペットの遺骨リングの選び方

それでは各カテゴリーに分けてペットの遺骨リングの選び方を紹介していきましょう。

素材

遺骨リングにする指輪の素材には、主に

・プラチナ

・ゴールド

・シルバー

・ステンレス

の4つがあります。

それぞれの特徴を以下にまとめます。

プラチナ

プラチナは結婚指輪などにも使われる高級感のある金属で、耐久性に優れ加工しやすいという特徴があります。

「遺骨ダイヤモンド」の地金としても選ばれます。

普段身につけている結婚指輪がプラチナであれば、遺骨リングもプラチナを選ぶと統一性があり、ファッションとしてもおしゃれです。

ちなみにプラチナには「Pt900」や「Pt925」「Pt950」等の表示があり、数字が大きい程プラチナが多く使われていることを意味します。

ゴールド

ゴールドは柔らかい素材であるため加工がしやすい反面、傷つきやすい金属です。

ゴールドは日本人の肌によく合うと言われ、カジュアルからフォーマルまでさまざまな場面で活用することが出来る素材です。

イエローだけでなくピンクゴールドやホワイトゴールド等の色を選べるケースが多いため、遺骨リングに取り入れる方も多いです。

シルバー

シルバーは皆さんもご存知の通り、価格がやすく手頃に購入しやすい素材です。

加工がしやすく名前や思い出のメッセージの刻印はもちろん、彫刻や複雑なデザインにも対応できるため、シルバーの指輪はデザインが豊富というメリットもありますが、一方で酸化して黒く変色しやすいというデメリットもあります。

そんな時は専用クロスで磨くことでまた綺麗なシルバーに復活させることが可能です。

ステンレス

遺骨リングにステンレスが選択される最も大きな理由は、金属アレルギーを起こしにくいという点です。

特にサージカルステンレスは医療用品にも使われているため、遺骨リングを作りたいけれど金属アレルギーがあるからと諦めている方には特におすすめです。

また、ステンレスは錆びや傷にも強いため、つけたままお風呂や温泉に入ることが出来るという点も嬉しいポイントです。

サイズ

指輪のサイズはどの指にはめるかによって当然サイズは異なります。

また、小さいサイズの場合はデザインや刻印できる文字数などが限られることもありますので、どの指にはめるかは意外と重要です。

遺骨リングはどの指にはめるべきか悩まれている方もいらっしゃいますが、基本的には決まりはありません。お好みに合わせて選びましょう。

ただ、デザインに凝りたい場合は親指や人差し指、中指などの大きなサイズになる指に、シンプルなデザインにする場合は薬指や小指もおすすめです。

防水加工

ペットの遺骨リングは基本的に外すことはなくつけっぱなしにするという方が多いかと思いますが、リングの内側に遺骨を入れるデザインの場合、隙間から水が入ってしまう可能性があります。

そのため、お風呂や水仕事でも外したくないという場合は完全防水の加工が施された指輪を選ぶことをおすすめします。

デザイン

遺骨リングにはシンプルなものからハート型、花などのかわいいデザイン、チェーン等のかっこいいデザイン、そして素材によってさまざまなカラーがありますが、MEMORIAL JEWELRYの指輪は幅広いシーンで身に付けられる洗練されたデザインを豊富に展開しております。

ご自身のファッションに合わせたお気に入りをぜひお探しください。

MEMORIAL JEWELRYの指輪の特徴

MEMORIAL JEWELRYでは、高品質なご遺骨ジュエリーを作るため、指輪を含めた全てのジュエリーに対してプラチナ（Pt950）またはゴールド（K10金以上）を使用しています。

使用するご遺骨（ご遺灰）はお米1粒程度の微量で足り、樹脂で硬化させて直接リングに納めます。

水や衝撃に強く劣化しにくいという特徴を持つ特殊な樹脂を使用していますので、安心して毎日の生活の中で身につけていただけます。

指輪を含むアクセサリーの制作はすべて日本国内の職人が手がけており、海外の製品とは異なる長年培った高い技術で遺骨の収納の形状や製造に関しても高い耐久性を実現しています。

また、ご遺骨と一緒に砕いた誕生石を無料でお入れするサービスもございます。

＜誕生石の一覧＞

1月：ガーネット

2月：アメジスト

3月：アクアマリン

4月：ダイヤモンド

5月：エメラルド

6月：ブルームーンストーン

7月：ルビー

8月：ペリドット

9月：サファイア

10月：ピンクトルマリン

11月：ブルートパーズ

12月：ターコイズ

※お客様の希望でご遺骨を多く入れたい場合は、ご遺骨のみの樹脂加工にしていただくことがおすすめです。

東京の青山にメーカーショールームを完備しておりますので、実際の商品を手に取ってご確認いただくことも可能です。

写真だけでは伝わり切れない洗練されたデザインと高い技術をぜひ直接ご覧下さい。また、詳細の情報につきましてもどうぞお気軽にご相談下さい。

MEMORIAL JEWELRYで遺骨リングを購入する流れ

次にMEMORIAL JEWELRYにて遺骨リングのご注文から発送までの流れについて簡単にご説明いたします。

１．メール、FAX、お電話にてご注文を承ります。

２．ご注文確認書、桐箱、レターパック500をお送りします。

３．桐箱の中の袋にお米1粒分程度のご遺骨を入れていただいて、ご送付用封筒にてお送りいただきます。

４．ご入金を確認後、製作を開始します。完成まで約4～5週間かかります。

５．指輪が完成。ご都合の良いお受取日をご確認の上、お届けいたします。